効果的な栄養素は?
タンパク質
タンパク質とはアミノ酸が多数結合した状態の物質で、人体を構成する要素として重要なものになります。
食物から摂取したタンパク質は体内でアミノ酸に分解され吸収されます。
その後、筋肉・内臓・ホルモン・抗体・脂肪などとなり、身体に蓄積されたりエネルギーとして使用されたりします。
そのため、タンパク質は筋力アップには欠かせない栄養素になります。
1日に摂取すべきタンパク質の量は、体重1㎏あたり約2gが必要とされています。
つまり、体重60kgの方の場合は120gです。
体重に合わせて必要量のタンパク質を取ることで、筋肉が適切に合成されやすくなります。
糖質
糖質は、直接筋肉を作り上げる栄養素ではないのですが、筋肉が機能する際に必要なエネルギーになる栄養素になります。
糖質が不足した状態でトレーニングを行うと筋肉のエネルギー不足を起こし、身体は筋肉を分解してエネルギーにしてしまいます。
ビタミンB群
ビタミンB群にはタンパク質をアミノ酸へと分解する働きがあります。
タンパク質を摂取していても、ビタミンB群が不足していると身体に吸収されなくなってしまいます。
ビタミンD
ビタミンDには、骨の増強の他に筋肉の合成を促す作用があります。
ビタミンDは日光に当たることにより体内で合成されるため、日頃から日光に当たるこも重要になります。
ミネラル
ミネラルには16種あり、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムなどは筋肉が合成される際に必要な栄養素となります。
このミネラルがないと、筋肉が正常に合成されなくなってしまいます。